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戦国の海将たち


最後に、短いですが日本側の海将を見ていきましょう。

戦国の海将たち

『藤堂高虎』

李舜臣に二敗していますが、160の朝鮮軍を沈めるという快挙を成し遂げた優秀な武将です。

ちなみに、韓国のドラマでは超名将として描かれ、李舜臣でなければ手に負えない最強の侍として描かれています。マジかっこいいです。


『加藤嘉明』

文禄の役では元均の船百二十隻を沈め、慶長の役でも多数の船を沈めた優秀な海将。

兵力数の差から高虎が大将扱いされ、戦果を持っていかれているが、撃沈数だけなら日本水軍トップクラス。

李舜臣に対しては敗北経験あり。大砲運用前に戦ったのが運の尽きと言ったところでしょう。


『九鬼嘉隆』

鉄甲船の主がまさかの敗北。人によっては装甲をはがされていた、鉄甲船は解体されていたとか言う人もいますが、鉄甲船があっても火力の差で勝ち目はなかったでしょう。

朝鮮式大型鉄甲船を作った形跡はないようです。作って欲しい気もしますが、重い朝鮮式だと鉄を張ったら動けなくなりそうです。和船だから鉄を張っても平気だったのでしょう、軽いし。

ちなみに、李舜臣の攻撃を一時的に退け、味方の敗北後に撤退を成功させたりと、海賊大名の誇りだけは見せてくれています。


『亀井茲矩』

いいとこなし、全滅してお終いです。


『加藤清正』

大砲運用前には大敗北していますが、運用後は李舜臣を退けています。朝鮮式大型船なしでこの戦果は立派、さすが名将です。


『脇坂安治』

抜け駆けしたアホです。彼のせいで前半の制海権を李舜臣に奪われたといっても過言ではありません。少なくとも再奪取までの時間を延ばしたのは事実です。迷惑な野郎ですね。


『福島正則』

大砲運用後に海戦をやったことから、まさかの李舜臣相手の全勝大名。しかし、被害を与えたわけではないので評価は良止まり。


『島津義弘』

日本最強の海将。まさかの連勝に加え、李舜臣のトドメをさすなど大奮戦。お前、陸将じゃなかったのかよ…。陸では無能な李舜臣と比較すると、五倍の敵を陸で撃破するなど、両軍で見ても飛びぬけた武将と言えるでしょう。

ちなみに管理人脳内考察では和式の鉄甲船に乗っています。火砲を持つ李舜臣相手に釣り野伏せをかますには、接近まで耐えることの出来た、防御力に優れる鉄甲戦に乗っていたのではないかという妄想です。実際は乗っていなかったでしょう。



まぁ、こんなところでしょうか。戦果でいうなら藤堂高虎、加藤嘉明、島津義弘あたりの活躍が目立ちますね。

以上で、朝鮮討伐の考察は終了です。また書く機会があれば続きを書きますが、たぶん書かないと思います。資料漁りが大変すぎるからです。それでは、長文失礼しました。



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