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大鉄砲足軽


鉄砲足軽が使用する鉄砲を巨大化した大鉄砲を装備するのが大鉄砲足軽です。その鉄砲は人間が持って運べはしますが非常に大きいものです。ヨーロッパでは大砲扱いされているほどの大きさの鉄砲を使用していました。

大鉄砲足軽

平地が少なく、不整地戦闘が常識であった日本では人間が抱えて動けないサイズの大砲は流行せず、携行可能な鉄砲が巨大化するという奇妙な変化を遂げることになりました。大鉄砲は敵が密集しているところに打ち込めば敵に大打撃を加えられますが、抱え打ちすると命中率が悪く、設置して発射すると動く敵への対処が難しいため攻城戦においてその真価を発揮します。

城壁や城門、柵の破壊に活躍し、巨大な大砲が登場するまでの攻城戦では非常に活躍したそうです。対人戦においても『千人殺し』と呼ばれる散弾を使用したとありますので、結構な活躍をしていたのかもしれません。

海戦においても大砲の変わりに使用されたりと、かなりの活躍を見せたそうです。ちなみに最大で百二十キロの重量があり、これを抱えて撃つのは至難の業であるために、熟練にはかなりの訓練が必要であったと思われます。

爆発の反動もかなりのもので、後ろに転がって衝撃を逃がしたりするらしいので、抱え撃ちできる人間は弓兵より限られた存在であったと考えてもいいかもしれません。


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