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徒歩武者


徒歩武者とは、馬に乗らずに戦う侍のことです。彼らは足軽たちを指揮する指揮官、もしくは重装歩兵として活躍しました。

徒歩足軽

徒歩武者は幼少時から訓練を受けた精鋭部隊であり、持槍と呼ばれる短い槍を持って戦いました。集団戦より乱戦向きの短い槍を持つ彼らは、その重装甲を武器に部隊の切り込み役として敵陣を瓦解させる槍の穂先の役割を積極的に果たしました。

馬に乗らないために機動力と突撃力は低いですが、山岳戦闘のような不整地戦を得意とします。口径の小さな火縄銃では貫通出来ない丈夫な鎧を装備していることも多く、足軽とは比べ物にならない突破力を持っていたと思われます。

戦国時代も後半になると、彼らも火縄銃を装備しはじめますが、鉄砲足軽とは一味違った凄味を見せます。侍の使用する鉄砲は侍筒と呼ばれる大口径銃で、通常の二、三匁口径を大きく上回る十匁口径であったと言われています。

彼らは侍であるために武勇に優れますが、訓練に時間を要しました。給料も足軽以上に必要だったと考えられます。その分、戦場では指揮をはじめとして足軽を超える働きをしたでしょう。一対一なら足軽以上の実力があると考えられます。


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