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関船


子早と安宅船の間に位置する中型の船がこの関船で、巡洋艦に相当する船です。安宅船に比べて攻撃力、防御力で劣るものの機動力は高かったそうです。艪の数は40〜80、総矢倉と呼ばれる盾板を張り巡らせた装甲を持つために子早を上回る戦闘能力を持っていました。

関船

比較的小さめな船であるため、大型船が侵入できない所でも戦闘できるという利点があり、機動力と戦闘力のバランスがいいため積極的に用いられました。

それなりの重量があるため、大砲をつめ込めるというのも長所の一つでした。しかし、結局は日本の軽量船であるために、砲撃戦向きの船とはとてもではないが言えません。それでも、大砲を積めるというのは大きな利点でしょう。

使い勝手こそいいのですが、やはり日本船特有のモノコック構造が関船の長所と短所を決定づける結果となってしまったのは仕方のないことであったのでしょう。



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