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騎馬武者


騎馬武者は馬に乗って戦う侍です。馬の上から部隊を指揮したり、騎兵として敵に突撃したりして戦いました。戦場の花形であり、中世と呼ばれる長い時代を主役としてすごしました。騎兵の突撃を、まともに平地で止められるのは整然と穂先を揃えた長柄槍足軽だけだったと言われています。

騎馬足軽

馬に乗ることは、現代の人間で言うところの戦車や戦闘機に乗るような特殊技能であったために、訓練は非常に大変なものであり、騎兵の育成は大変でした。そのため、騎馬武者は幼少時から騎乗訓練を受けており、足軽程度が一朝一夕で馬術を習得することなど不可能なことだったのです。

騎馬武者は数をそろえるのが難しく、幼少時から訓練を施すため育成に金がかかりました。さらに馬は人間の数倍の食料を必要とするため、人馬ともに、訓練も維持にもコストが高くつきました。

しかし、戦場での活躍はすさまじく、突撃、機動、高所からの戦場俯瞰などから伝令、輸送などといった後方支援でも大活躍をしました。

精鋭であることも多く、有能なものを集めた伝令である母衣衆、馬廻りなどは有名と思われます。

圧倒的な機動力を攻撃力を持つ騎馬武者ですが、図体が大きく伏せることができないために矢や鉄砲といった攻撃のいい的になってしまうので防御力は低いです。

他に弱点としては馬に乗っているために山岳戦闘をはじめとする不整地戦では活躍しずらく、下馬して戦うことも多かったそうです。

さらに長柄槍の槍ぶすまに正面から立ち向かっても撃破されてしまうので、使いどころの難しい兵科であったと言えるでしょう。


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